第4回 目からウロコのマイクコントロール
今回はマイクの使い方について解説します。
マイクにもいろいろありますが、
ここで無数にあるマイクの種類の話をしてもキリがないので、、笑
世界的に幅広いシェアを誇る
極々スタンダードなボーカル用マイク
「シュアーのSM58」
(通称ゴッパチ。一般的なスタジオ、ライブハウス、
ステージなどではたいていこれがおいてある)
を例にとってお話をすすめていきましょう。
この手で持つタイプのマイク(ハンドマイク)は
網目になっている丸い頭のテッペンから
音が一番入る構造になっています。
逆に言うと、そこからズレればズレるほど
声は入りにくくなります。
体験レッスンでは「声量がなくて。。」
といったお悩みでいらっしゃる方々が本当に多いですが、
そのほとんどがマイクコントロールでミスっています。
つまり、せっかく出してる声が
マイクに入力されていないのでスピーカーから聞こえないのです。
その状態でいくらボイトレしたって意味ないですよね。
人前で歌うときマイクを使うなら、
マイクに入力された音しかお客さんは聞こえません。
しっかり入力しましょう!
これはトレーニングというより機械操作なので、
今日からでもあなたの歌声は変わります。
●一番音が入る持ち方
顔に対してマイクを直角に持つ
●音が入らない例
マイクをアゴの下にもってくる
高い声や大きな声を出したときアゴをあげたり顔を横に向ける
●音が平ぺったくなる例
マイクを包む
もちろん細かなマイクコントロール法はありますが
ここで文字だけで説明するのは限界がありますので
カンタンなマイクコントロール法を伝授します。
☆顔に対して直角にマイクを持って行ってください
1、大きな声を出す分だけマイクを遠ざける
2、声を小さくした分だけマイクを近付ける
3、マイクを筒だと思ってイキを吹き込むように使う
以上の操作で音量もそうですが、音圧が格段に増すはずです。
ぜひお試しあれ!